どーも、グッピーです。
先日ワタシノコト再演のブログを執筆したばかりですが、書ききれなかった内容を書かせて頂きます。
僕は友達が少ない方だと思ってます。
小学校の時は明るい子供で、友達も多い方でしたが中学に進学していじめにあいました。
いじめの理由はナヨナヨしていたり、みんなよりも体格が小さかった事だと思います。
それ以来大人数でワイワイする事が出来なくなってしまいました。
現在お休みしてるミュージカルの仕事でも座組の方々と稽古や本番以外のプライベートな時間を過ごす事はあまり、ありません。
この業界はコミュニケーション能力が高い人が物凄く多くて
勝負の世界ではあるけれども、みんな仲が良い。
“友達の友達は友達” みたいな広いようで狭い世界なのです。
コロナの前は頻繁に飲み会があったのですが、先に言った事がトラウマで断る事も多かったんです。
人によっては僕の事を
「付き合いが悪いやつ」とか「何を考えているのかよくわからない人」と考えている方も居るかもしれません。
みんなとワイワイしたくない訳ではなくて寧ろしてみたいのだけど、そうする事が出来ない体質になってしまったんです。
言葉にすると酷い人のように思えますが、本当の意味で人の事を信じる事が出来てないのかもしれません。
中井智彦さんとの出会い
中井さんとの出会いは、2018年のナイツテイル初演なのですが
帝劇の更衣室でお稽古着に着替えている時に「凄い声をしてるね。」とお声がけ頂いたのが始まりでした。
『わ、イケメンが話しかけてきた…』と一瞬驚いたのですが
それから毎日遊ぶとか、ご飯するとかは無く気がつくと隣に中井さんが居る、みたいな感じだったと思います。(舞台袖とかね。)
声の事もそうだし、私のセクシャリティや人間性も、変に面白がる訳では無く、真摯に向き合って下さいました。
中井さんも群れるタイプではなく、パーソナルスペースを大事になさる方だと思います。
群れるのが悪いとか1人で居るのが悪いとかそういう事は全くなく同じタイプの人が居て嬉しかったです。
【ワタシノコト】カンパニーメンバー
この座組自体も通年で会うとか全くなくて久しぶりにスタジオで会って音楽で通じ合う、音楽で遊ぶという感じ。
楽器や表現するツールは違うけど音楽という共通言語があるから通じ合える仲間達です。
愛してる人達
冒頭に述べた通り限られた交友関係ではありますが、みんなの事が大好きです。
大袈裟かもしれないけど、愛してます。
ここでは上げないけれども数名の友達。
みんな親友です。
そしてそして、コンスタントに舞台に立っていないにも関わらず、舞台を観に来て下さる方々、来れないけどSNSでいいね!やシェアしてくれてる方々。
本当に本当にありがとう。
私の存在する意味
今回のワタシノコト再演をして驚いたのが、役者としての樋口祥久を心待ちにしてくださっている方々が思った以上に多い事でした。
大型のミュージカルだと、セリフや歌のある役をやらせて頂いたことが少ない分、認知されづらいし
なによりほぼ一年のブランクがあるので、すっかり忘れられてしまっても無理がないと思っていました。
終演後に中井さんとお客様のお見送りをさせて頂いた時、皆様の瞳がキラキラと輝かれていたのを鮮明に覚えております。
ぐっぴーのダンスがもっと観たい!また舞台をやって欲しい!
と直接お言葉いただき感無量でした。
舞台に救われました、と有難いお言葉を頂戴致しましたが
救われているのは私の方なんです。
元々、好きが高じて仕事になったミュージカル俳優という職業ですが
好きなことを仕事にするってワガママな事なのかも、とどこか心に引っかかっていました。
それでも、「待っていた」という言葉にとても勇気づけられました。
今はまだ大型ミュージカルの出演予定はありませんが、
待ってくれている人がいる限りは
機会があればまた出演させて頂きたいと思ってます。
ワタシノコトの定期的な上演や自分の企画のライブやSNSの発信はこれからもしていきたいし
そうする事が
私の使命だと今回真剣に思いました。
いつか私の発信やパフォーマンスが誰かを救えますように。
ぐっぴー。
P.S.
ライブやりたいな。
会場でユエさんのお姿をお見かけしていたんです
観劇していただけて嬉しかったね^ – ^
好きな事が仕事としてやっていけるって
とても素敵な事だしいいなと思います
お芝居や踊り 歌の神様からギフトを頂けた
選ばれた方しかできない事ですもの
わがままなんかじゃないですよ^ – ^
私もまた舞台から救われた方々のひとりです
樋口さんもまた救われたと思われているとしたら嬉しいです
私達観客の気持ちは一方通行でなくちゃんと舞台上のキャストの方々とキャッチボールできているのかな?と思いました
また舞台でお会いできる日を待っていますし
こうしてブログ等での発信も嬉しいです
ナイツテイルの時の中井さんとのエピソードも
気がついたら自然と隣同士 お2人で一緒にいた
その時のお2人の姿が思い浮かびほっこりしました
私もまだワタシノコトの余韻まだ覚めていないんです
また来年もワタシノコトに会えるのを楽しみにしています
長文失礼いたしました