【みどりの天使】みんなチトなのかも

こんにちは。ぐっぴーです。

先日、母校の昭和音楽大学の公演『みどりの天使』が無事に終演しました。

2014年に卒業してから10年という時を経て、母校の舞台に立てたこと
恩師のもとで再び学ばせていただいたこと
また、尊敬する先輩や頼もしい後輩たちと出会えたこと
全てが良き思い出です。

それぞの才能

本作の主役であるチト
町一番のお金持ちの家に生まれて
当然のことながら成績優秀・スポーツ抜群を期待されていた子供
でも実はその真逆を行ってしまう哀れな子供
周りに期待をされていた分、ショックも大きかったんじゃないのかな。

私は、SNSやイベントで度々話しているのですが
学校での成績はてんでダメでした。
一定数、机に向かっての勉強に向かない子供がいるんだろうなと思いますが、まさに私はそのタイプ。

チトが園芸の才能をムスターシュさんに見出されたように
私は、舞台で表現する才能を今まで出会ってきた恩師たちに育てていただきました。

打ち上げで、本作の演出家である横山由和先生が仰ったお言葉

『みんなそれぞれに必ず才能がある。君たちの才能といえば、舞台で歌ったり踊ったりすることだ。』

私は一度ミュージカルをお休みしていた期間もあり、まだまだ自分の人生を考えている最中でもありますが
先生からいただいた言葉、今後の私の人生の大きな指針になりそうです。

新たな出会い

現場に出ると、昭和音大出身の俳優さんに出会うことが頻繁にあるのですが
本当にみんな上手。
他の学校の卒業生から『どんなプログラムなの?』と聞かれることがあるくらいに
優秀な方々が多いです。

私が在学中の時は、学校のありがたみを感じつつも
本当の意味で環境の良さに気づけていなかったように思います。
学ぶのに環境が整っていて、生徒は少人数制だからこそ先生方から手厚く指導を受けることができました。

昭和で学んだことは、芸事に関わることは勿論ですが
校訓である『礼・節・技』に則り
人として一番大事な礼儀と節度を学びました。

優秀な後輩たちと出会い『きっと、この子達なら大丈夫』と確信しております。
いつかみんなと、現場で出会えることを夢見て、私もこれからの舞台人生を頑張ります。

生きている間は魔法の時間

横山由和先生の戯曲『boy be…』の劇中に出てくる言葉です。

生きている間はミラクルがどんどん続いていく、と私は解釈しています。

なんて素敵な言葉でしょう。

勿論、生きていると楽しいことだけじゃなくて
悲しかったり大変なことって、これからもあると思うけど
その先に、幸せなことや新たな出会いが沢山待ってると思う。
そう思って、この先の役者人生を楽しんで生きていきます。

ありがとうチト!
ありがとうジムナスティック!

グッピー
樋口祥久

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